ブランドサングラス
2010年 08月 09日
「直して~!」と持ち込む方が増えています。
10年ほど前までなら、おそらくプラスチックフレームでも素材が
アセチだったと思うので、こちらで高めの鼻パットに交換
(元々着いていた小さいパットを削って新たに接着)できたの
ですが、最近は型に流し込んで成型したナイロン樹脂が多く
パットも直せなければテンプルも全く動かせないものが
ほとんどです。
どうにかアセトンで着かないものかと修理職人さんにお聞き
したら、ナイロン樹脂には効かないそうで;;
見た目は同じプラスチックフレームだし、どこか曲げるとか
強くしてもらえば掛けられるようになる、と簡単に考えて購入すると
結局使い物にならなくて泣いている方が本当に増えています。
購入する際は、パットが交換出来るものか、テンプルが温めて
曲げられるものか、お店に確認してください。
それは雑貨屋さんや免税店では分からないと思うので、リスクを
覚悟して購入してください;;
他所で購入されたものだからお直しはできません、という事ではなく
手の掛けようが無い商品が増えて本当に悲しい限りです。
型流しの作りがすべて悪い、ということではありません~。
ちゃんとした商品は、どこかどうにか合わせられる部分を作ってくれて
いますから。
それと、有名なブランドの(デザイナーズ)ものだから物が良い、と
信じ込むのも危険です。残念ながら。
昔はブランドの名前を落とさないように、商品もある程度きちんとした
物が作られていたのですが。。。
例えば1万円で購入したとしたら、それは1万円の価値があると思って
しまいますが、ブランド名が9割、商品価値は1割だなと感じるものが
少なくありません。 もちろん、そのブランドが好きならそれがその価値
なので良いのですけどね!
ではでは、楽しい夏休みを!