「慣れます」「馴染みます」は、メガネ屋の逃げ口上


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    すっかり暖かくなりました♪ 北側の雪はまだまだ残っていますが
    道路には無くなりました。ようやく肩の力を抜いて運転できますね!

    さて、先日お得意様がフィッティングにいらした際のお話。
    旅行先でメガネを曲げてしまい、その土地のメガネ屋さんで
    直していただいたとのこと。
    当店のお客様がお世話になりまして、本当にありがとうございました!
    
    その際、掛け具合に違和感があったので伝えた所、「じきに馴染みます。」
    と言われ『帰ってからプリーマで直してもらえばいいわ』と思い
    戻ってこられたそうです。

    メガネ屋の立場で正直に話すと、他店で作られたメガネを直すことが
    とても難しい時代になってきました。多様な素材、動かしにくい構造、
    もしも直している途中で壊れてしまっても、取り扱いの無い商品だったら
    どうすることもできません。
    ですので、一時的にでも快く直してくださったお店には感謝いたします。
    手数が面倒とかいう理由ではなく、問題が起きた際に責任が取れない
    という点で、他店で作ったメガネの調整はお断りしますというお店が
    あっても当然だと思います。

   
    これが、自店で作ったメガネに対してだとすると由々しき事です。
    フィッティングをして大丈夫だと思っても、一時間すると痛くなる、
    一日掛けていて夕方になると気になる部分がある等、出てきて
    おかしくない事なのに、掛けたその時点で違和感を訴えていれば
    確実に長い時間は掛けられないメガネです。
    そのままで「馴染む」ことはありません。
    「慣れる」こともありません。

    「馴染むために」「慣れやすくするために」 お買い上げいただいた
    メガネ屋として「何が出来るか」考え、可能な限り手を尽くす、
    それがプロではないでしょうか。

    それはフィッティングに限らず、メガネ全般に対して、です。

    「慣れますよ」
    ではなく、慣れるために傾斜角をもう少し付けてみたらどうだろう。
    あおり角が浅いのか深すぎるのか。
    頂点間距離の問題か?メガネの傾きか?
    度数は眼科さんで時間を掛けて出したものか、自店で測定したもので
    あっても納得して決めたものだから、ほとんどは度数以外の原因
    なのです。

    私も若い頃は、「慣れますよ」と恥ずかしながら話していた一人です。
    今は絶対に言いません。久美ちゃんも言いません。
    せっかく作っていただいたメガネです。
    お客様のご協力もいただいて、快適に掛けられるようになるために、
    あらゆる方法を試してみるべきです。

    私の友人たちのお店でも絶対に出ない言葉だと思います^^
by primaatsuko | 2015-03-18 14:07 | 3日坊主のprima日記 | Comments(0)

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