プラスチック系といっても

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   最近になってようやく、同年代にもプラスチックフレームを
   選んでいただけるようになりました。
   プラスチックフレームと言っても、素材は様々。特徴も様々。
   どれが良いかと言われれば、最高峰はセルロイドだと思うの
   ですが、そこまで到達する前に少しお話しますね。

   メーカーさんや修理業の方からお聞きしたこと、そして今までの
   私の経験からお話ししますので、他のお店とは考え方が違うかも
   しれません。

   まずは最近チェーン店を中心に多く売られている、樹脂系です。
   うちで扱っているのはTRという素材を使った子供用フレーム。
   そして、販売用というより比較の為に在庫しているウルテム。
   TRは、温めることによって少しだけ調整できます。でも、時間が
   経つと戻ります。ウルテムは、ほぼ動かせません。
   テンプルの先だけ芯を入れて、調整できます!と言われますが
   この程度の動きでは調整のうちに入らないと思います。
   で、ウルテムは折れます。切れます。劣化が早い。
   たまに例外もありますが、販売する際には必ずお話ししておきます。

     ↓ウルテム
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    ウルテムの良い所は軽い事、切れるけれど型流しなので
    細く作ることが出来るので、スマートです。鼻あてが
    金属タイプだと乗っかりは良いけれどよく抜けます。
    実際に安いけれどとても安っぽく見えるのも、私が選びたく
    無いなぁ~と感じてしまう理由のひとつです。
   
   ↓こちらが通称アセテート。アセチルセルロースが原料?アセテート
   にも種類があってそれぞれに特徴があるのだと思います。
   イタリアのマツケリとか日本のダイセルとか有名メーカーから
   (工場が国内とは限りませんが)
   中国製の高いものから安いものまで。
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    アセテートは生地に透明感があって、貼り合わせなどで
    意外な美しさが出ることもあり、とても楽しい材料です。
    大事に使ってもらえたら長持ちしますし、折れてもある程度の
    直しが出来ます。
    一枚の板状から削り出すので、伸びもあり調整もある程度
    出来ます。
    オリジナルのフレームを作ることが出来るのはアセテート。
    ひとつひとつに対応出来る素材です。

    アセテートやセルロイドは、重さはあるものの実際に自分で
    使ってみて、きちんとフィッティング出来ればさほど重さは
    感じません。
    フィッティングは限界があるので、フレームを選ぶ段階から
    始まってきますから、アドバイスを受けるときはフィッティングの
    知識があるスタッフさんに相手をしてもらうのが一番です。

    とは言うものの、ナイロン樹脂等フレームも研究を重ね
    られてきていて、TALEXさんの日本製樹脂サングラスを
    今年入れてみたのですが結構心地よいのです。
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    このタイプです。
    もちろん、お顔の幅は130ミリくらいから広い方なら160ミリ
    必要な方も居られるので、すべての方に心地よい訳は無いの
    ですが、想像していたより何とかなりそうな掛け心地で
    ちょっと驚きでした。日本製の樹脂フレームです。
    素材が日本製かどうかまで分かりませんが。

    と、いうことで、何に置いてもそうだとは思いますが
    粗悪な大量生産品を除いては、それぞれ特徴があるので
    それを理解して選んだり使っていただければ良いかなと
    思います。
    あ、セルロイドの素晴らしさにまでお話が進みませんでしたが
    必ず近いうちに!!



by primaatsuko | 2017-03-04 18:36 | メガネもしかして「へぇ~!」 | Comments(0)

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