ハスキーノイズH-64
2008年 04月 23日
先日東京の展示会でお願いしてきたハスキーノイズの
H-64です。 このモデルは何色かあったのに、1色だけ
買いました。どうしてもこれを見た時、これはこの色に限る!と
思ってしまったので。
組み合わせたヨロイのデザインが楽しいでしょう^^
顔に乗せると、もっとカッコイイです^^
残念ながら、このデザインは傾斜角を変えることが出来ません。
耳の位置が(それだけの要因ではありませんが)高かったり
低かったりする方のために、合わせてあげることが出来ないのです。
とても心惹かれるデザインが多いのに、そういう作品に限って
調整出来ないものが多く、仕入れの際には非常に悩みます。
デザイナーを責めるのではありません。
どちらも良いようにということは、本当に難しいものだとつくづく
思います。
最近はこのようにブリッジ部分をロー付けしていない、一枚の
チタン板から抜き出した作り方が主流といっても良いでしょう。
良いのはブリッジ部分が折れたりしないこと。型崩れしづらいこと。
そして、嬉しいのはブリッジに表情が出ること!
カットを活かすことができるんですね。
ロー付けをしていた時代は、せいぜいブリッジは1本か
2本か、真っ直ぐか丸くアールが付いているかくらいの違いしかなく
そこに手描きのカラ-を乗せていれば結構オシャレ、という
ものでした。
でも、今の技術があればこのH-64のブリッジのように微妙な
太さを変えたラインや影郎DWさんのラビリンス・チタン素材の
デザインのように左右非対称でも筆で描いたようなラインでも
作ることが出来て、本当にブリッジに対する概念自体も変わったと
思います。
ブリッジの表情って侮れない。
一時期、海外モデルの多くはチタンの一枚板をそのままくり貫いたような
アールの少ない物が多く、確かにカラーは綺麗でしたが日本人の
起伏の少ない顔立ちには乗せにくいと感じていました。
どこのお店でも海外の人気ブランドを多く取り入れていた時期に
私が導入をしなかったのは、どうしても「その」部分が納得
出来なかったからです。
最近、海外物も少し傾向を変えてきたように思います。
でもね、忘れっぽいのでブランド名はすぐに忘れてしまうんです^^;
それと似たような名前があると、ゴッチャになってます。
申し訳ありませんが、私にブランドは聞かないでね(笑)
姫! このDesignはいい!
井伊直弼!