香道 鶴亀香
2009年 01月 25日
23日夜は、お正月の目出度い香を楽しむ「鶴亀香」。
参加者は、もう3度目となるALTの皆さんともうお一人
大館で高校生を指導しておられるALTのクリスさん。
お得意様のFさんとお友達Wさん。ブログで知り合った
ステンドグラス作りをされているHさん。今回紅茶を入れて
くださった同級生のまり子ちゃんと、きっと将来はノーベル賞を
取る!と私が信じて疑わないSちゃん。同級生のYちゃん、
先生のIさん、スタッフ久美ちゃん、私の13名。
仲良くビチビチに座って始まりました。
席順は、くじ引きで決めます。席順が早いほうが何かと
有利になります。(最後奉書をいただく、という点では。)
ALTのジェシーさんは、いつもくじが強い(@_@)
いつも1番を引いていたら今回は2番^^
流れるような美しい動作の一つ一つ、食い入るように
見つめる面々。
何度体験しても、先生の所作を見せていただくと気持ちが
引き締まりますね!
香の種類、今回の鶴亀香の説明を先生が話されると
まり子ちゃんがALTの方たちへ英訳します。
「タロー、タロー、」と言っているのだけは分かりましたが
どこにも太郎なんて書いてないのになーーと思ったら
「Turtle」でした(笑)
英語の勉強にもどうぞ、香の会です。
最初に「鶴」に見立てた伽羅と「亀」に見立てた佐曽羅が試香
として1順します。ここできちんと、香りを覚えておきます。
いよいよ鶴亀香の始まり。
先程の鶴と亀にもうひとつ、 「松」に見立てた寸聞多羅が
加わった3つの香が一つずつ回ってきます。
伽羅と佐曽羅の香りを覚えていれば、違うのが寸聞多羅だと
分かります。
答えを「鶴 松 亀」というように書きとめておきます。
次は、「松」の寸聞多羅と新しく「竹」に見立てた真那伽が
回ってきます。 先の回で寸聞多羅の香りを覚えていないと
ここで???になってしまいます。
最初に回ってきたのが竹で後から回ってきたのが松だと
思ったら、「齢(よわい)」と書きます。
最初が松で後からが竹だと思ったら「千載(せんざい)」と
書きます。千年、という意味だそうです。
香を包んだ紙は、混ぜてそこから無作為に取りますので
先生もどの順番か知りません。もちろん、香を聞いておられますから
香りで正解は分かっていると思いますが^^
さて、全員が答えを書き終わると正解&奉書をいただける人の
発表です。
席順が関係するとお話しましたが、今回は12人でしたので
1番から6番の人、7番から12番の人と二つに分けました。
正解者が何人も居る場合、席順の早い人が奉書をいただける
んです♪
それで、昨日の満面の笑み~~^^ 私がいただきました^^
やったーーーー! 4回目にして全部正解は初めて;;ウルウル
席順の早いグループでは、ALTのハーシュさんがいただきました!
源氏香でも正解していたので連続です。凄い(@_@)
1月ということもあり、先生が持ってきてくださったお抹茶を
それぞれ自分で見よう見まね、たててみました~~
お茶碗はこっちが前よ、なんて教えていただいて。
高級お抹茶は素人がたてても美味しい♪
続いて今回は紅茶とチーズケーキをいただきました。
まり子ちゃん直伝?の入れ方を見せていただいて。
ハロッズの14番、飲みやすい~♪
抹茶も紅茶も、堅苦しく考えなくて良いんですね~^^
皆でワイワイやるのが、美味しかったです~^^
横に英語、縦に日本語が飛び交う不思議な香の会でした!
次回は2月27日(金) ひな祭りの「春宵香」と決まりました^^
初めての方も2名ほど参加いただけると思います。
興味のある方は早めにお知らせください^^
外国の方に、ジャパン魂を多々教わる事がありますf^_^;
全門正解おめでとうございま~す♪
その後のお茶もいいなあ。堅苦しくなく伝統を楽しむ会ですね。