紅い機関車
2008年 01月 21日
紅くないじゃ~~ん!って言われそうですが、そうそう、これは
青森発大阪行きの寝台特急日本海ですので、青いです^^
Oteneさんからいただいた年賀状でした~。
紅いのは、Oteneさんのブログに紹介されている小坂鉄道。
今は客車が無くなり、精錬所で使う濃硫酸などを運ぶだけと
なりました。
この小坂鉄道は、小坂鉱山が華やかかりし頃は多くの人たちを
乗せて走ったことでしょう。山や川沿いを行くので、春には桜吹雪
舞う中を、5月からは新緑の中を。それはそれは綺麗な景色の中を
走ります。
「毎日、こんなに綺麗な景色の中を通学して来られて幸せだ~~♡」
と小坂から通う同級生がその当時よく言っていました。
私は小坂鉄道のこの機関車の「紅」が本当に好きです。
潔いこの紅が山や谷をバックに走るとき、思わず見とれて
カーブの多い道の運転でヒヤリとすることも。
もう二十年以上前、いつものように山の病院へ向かっていると
右手に同じ速度で動くものを感じました。
ふと見ると紅い機関車!
雪沢のゆるく大きな右カーブを一緒に曲がり、機関車と一体に
なったように感じました。
機関士さんがこちらを見て笑っていました^^
嬉しくなって笑い返すと、ポポー、と汽笛を鳴らして
汽車は雪沢の駅に留まり、私はそのまま直線道路を進みました。
(駅、といってもバス停のような小さな場所ですが)
大好きな紅い機関車と一緒に走った、貴重な思い出です^^
25年、毎週通う山道ですが、その表情は毎週変わる。
自然は本当に同じ顔を見せてはくれない。
毎週、毎月、毎年、同じ道なのに同じじゃない。
そんな幸せな山道です^^
なんでこの時期走ってて、走って欲しい時に走らないのかね
どこかで見たことのある写真だと思ったら、こんな形で登場ですか~。もうビックリでした。。。
天候の影響をモロ受けやすいので、利用者にはご迷惑をおかけしますが、やっぱり冬には日本海が似合います。
3月からは1往復になりますが、どんどん利用して欲しいです(^_^;)