メガネ用補助器具 クロスホルダー入荷!
2013年 07月 08日


ついに入荷です!
協力店に皆様へもきちんとご連絡しなければと思いながら、
バタバタして今日はメールをお送り出来ませんでしたので
夜には>< 申し訳ないです!
サイズはMとLの二種類。
小さい子供さんにはMでも少し大きいかもしれません。
幼児では頭の形に寄り、合わない子供さんもありそうです。
大人はLで大よそ大丈夫だと思います。
素材はドイツ製のステンレス。それを一個一個大阪の職人さんが
手作りしています。
カーブを合わせなければいけない時は、フレームのカーブ直しで
簡単に出来ます。
ダブルのゴムには横穴が開いていて、一つのゴムにメガネのテンプルを
通し、もう一つのゴムにはクロスホルダーを通します。
二つのゴムの穴は、90度に直交しているものと斜めになるように
70度に交わるようになっているタイプの二種類付いています。
着けるメガネに寄り、その方の掛け具合に寄り、目的に寄り
使い分けてください。
価格は¥8,400です。
お店により少し変わるかもしれません。
とある方から、プリーマは開発者の一人だから安く買えるのでは?
と、聞かれましたが、当店への卸値は他の取扱店さんと同じです^^
マージンをいただくより、もし利益が出るようだったら開発にまわして
欲しいからです。
まだまだ、利益が出るような状態では無くボランティア状態の金谷さん
ですので。
発売はメガネ小売店さんからのみです。
(主旨を理解してくださるお店さんのみ、ということでした。)
ご希望のお店さんは、プリーマでも結構ですし
金谷眼鏡さんへご連絡ください。
個人の方でご希望の方は、お知らせいただければ近くの取扱店を
ご紹介いたします。
(フィッティングが必要な為です。)
(有)金谷眼鏡 TEL 0778-51-1308
(有)プリーマ TEL 0186-49-0276
宜しくお願いいたします!^^
ピタリング発売!
2013年 07月 01日

金谷眼鏡さんから、「ピタリング」が発売になりました!




しあわせメガネ委員会で、カチューシャに使用しているダブルゴム
リングの元の形はこれでした。
以前発売されていましたが、見せていただいた時は販売をお休み
していました。
このゴム単体で、小耳症の子供さんのメガネを「固定する」ことは
難しそうでしたが、でも、「これは使える!!」と金谷社長と
話していました。
金谷眼鏡さんが、展示会でいろいろなメガネ屋さんに見せたところ
好評で、再び販売に至りました!
このゴムは使える!と思ったのは、私自身はあくまでも
「フィッティングしてもメガネが安定して掛けられない方」の為の
ものです。
フィッティングが不完全なメガネの為の「お助け道具」になって
しまったらとても残念です。
と、いうところから感じたことを書いてみます。
<この辺りに装着してもらえれば、使えそう!>
基本は、耳の少し手前から耳の後ろ、テンプル先の少し手前まで
均一に触っていること、というのが横田流フィッティングです。
(この説明で通じるのかなぁ?)
私も、10年実践してきてこの方法が一番良いと思います。
ですので、ピタリングを使うと当然その前後は浮いてしまい、理想とする
フィッティングからは離れてしまいます。なので、もろ手を挙げてピタリングに
賛成!!とは言えない微妙な気持ちです。
ってぇ~、ややこしい!理屈っぽい?
先に行きましょか!
この辺りなら

先セルから外れた所なら、ピタリングの厚みの段差が少し
解消できます。耳介にも触れないですし。
テンプルはストレートに近くする方が私はオススメです。
屈折頂点で曲げても浮くわけですから、必要以上に抱え込んで
しまうより楽かなと思うのです。
赤の矢印部分は、ゴムの厚みの為にテンプルが浮く場所。
ピタリング前後の2点でしか力が作用しないので、もし可能なら
先セルの先端近く(青い矢印)で抱え込んであげられれば
いくらか安定するのでは~と思います。どうかなぁ~。

もしくは、ストレートにした先セルの先に近い部分。
耳の後ろの突起した骨(なんて名前でしたっけ?)は避けて押さえ
られる所に当てられたら。
先セルの手前辺り、青の矢印辺りは実際には浮きますかねぇ~
先セルの手前からずっと浮いてピタリングだけで押さえるのは、避けたい
方法ですが。。。

上から見て、こんな風に抱え込みだけで押さえようとすると
他の部分はすべて浮いて(赤の部分)、ピタリングだけで押さえてしまうと
「点」で押さえることになり痛くなる可能性大です。

ピタリングを先に着けるなら、抱え込みは少ないほうが
良いと想像します。
想像ってーのは、実際に使っていただいているのは小耳症の
子供さんだけなので、耳介がある方にまだ装用していただいていないので;;
<ココは避けて!という場所>

先セルに屈折点をつけて曲げたまま装着すると
耳介に当たって痛いし、多分パットも引っ張られて痛いし
メガネが斜めになるし、と、良いこと無し。

プロなら、こんなところに着けるはずはないのですが、
ユーザーさんが自分で買って着ける時はこういうことも
考えられます。
これも、痛いしメガネが斜めになるし良いこと無しです。
多分ね。想像を超える事態で、可能性ゼロとは言いませんが。
ピタリングは色々使い方が出来る画期的な道具ではあります。
でも、簡単に考えると痛い思いをするので
「きちんとフィッティング出来るメガネ屋さんで買う」
「ピタリングを装用した上でのフィッティングをしてもらう」
ことをお薦めします。
特にクリングスパットの調整は不可欠です。
こんなに面倒な説明をするとね~
「そんなに細かく考えなくていいじゃん!!」
「着けて留まれば、それでいいじゃん!!」
と言い出す人が何人か居ることは、想像できます(笑)
でも、細かく考えておかないと困るのはユーザーさんなので。
それと、きっと他のご意見をお持ちの方は居られると思います。
100人居れば100通りあるフィッティングです。
他の意見があって当然です。
どうか聞かせてください。議論は、どんどんすべきです!
そこから必ずまた良い方法が生まれるはず!
メガネ屋さんじゃなくても、一般ユーザーさんでも大丈夫です。
どうぞご意見、質問、お寄せください!
しっかし、暑いな~~~
いよいよ発売開始!
2013年 05月 10日
ついに発売になります!(6月中旬~)
しあわせメガネ委員会ブログ
ご尽力いただいた金谷社長、メール1通で協力してくださった
職人の三笠さん、ご協力&アドバイスいただいた鯖江のメーカーの
皆さん、眼科医院の先生・スタッフさん、小耳症サークルの皆さん、
友人のメガネ屋さんたち、本当に言葉に尽くせないほど感謝の
気持ちで一杯です!!
ありがとうございました!!
たったひとつのブログ記事から
こんな展開になるとは夢にも思いませんでした。
金谷社長、恐るべし!!(笑)
何らかの原因でメガネが掛けづらい方、お仕事やスポーツで
メガネを出来るだけ固定しておきたい方など、世界中にこの器具を
必要とされている方が居られると思います。
一人でも多くの方のお役に立てますように!
ただ、メガネ屋として気になることが一つだけあります。
この器具で単純にズリ落ちにくくなるからと、フィッティングが
おろそかになってしまわないかという懸念です。
もちろん、そういう理由でお使いいただいても一向に構いませんが
基本はカチューシャを着けた状態でのフィッティングを、技術のある
メガネ屋さんでしていただくこと。快適にお使いいただくためには、
これに尽きると思います。
この形が最高でも到達点でもありません。
快適で役に立つ方と合わない方と居られるでしょう。
でも、子供から大人まで、すべての人に必ずフィットするというものは
かなり難しいと判断し、まずはこの形でこのサイズで世に出そう!という
ことになりました。
ここが一つの出発点です^^
(って、お金出さずに口だけ出して、ごめんね!金谷社長!^^)
途中までは、このカチューシャできちんと水平を保って正規の位置に
メガネが掛けられることばかり目指していました。
でも、モニターで子供さんに使っていただいて、それまでどうやっても
掛けられなかったメガネがお顔に留まるようになり、送っていただいた
画像を見るとかなり傾いて斜めになっているのですが、それよりも
何よりも
「メガネが落ちてこない!僕、メガネが掛けられる!!」
と喜んでもらったことで、考えが少し変わりました。
まずはお顔にメガネが留まること。
そして可能な限り、特にクリングスパット(鼻あて)はフィッティングして
いただくことを考えよう!と。
そこまで拘らなくても、と思う方もいらっしゃるでしょうが、でも私たちは
プロなんです。 たとえ器具を使っても、正確な位置にメガネがのることが
最終目的です。
と、まぁ、いろいろ考えは行ったり来たりしますが^^
とにかく、大阪の展示会でこれはいい!と言って頂いた方が
たくさん居られたようで、本当に嬉しいです^^
これもひとえに金谷社長の根気と男気のおかげ!!
ここまでにしていただいて、ありがとう~~~!!!

秋田魁新報さんに掲載いただきました!
2011年 12月 19日
秋田魁新報さんに本日、掲載いただきました!

取材いただいたK記者さん、画像協力いただいたHちゃん、
鯖江の金谷眼鏡さん、そして要の職人三笠さん、ご協力
いただいている沢山の皆さん、
本当にありがとうございます!!
すべてこれからですが、確実に一歩ずつ踏み出していると
思います。
またどうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m
骨伝導補聴器の保持器具
2011年 09月 21日
骨伝導補聴器の保持器具の画像を提供いただきました。
ぜひご覧ください^^ ココ
小耳症は耳介が小さかったりするだけではなく、難聴を
伴うことも多く、補聴器を着けるにも耳介に掛けられない
ということで大変苦労されています。
大人用の保持器具を作っているメーカーさんはあるようです。
でも、小さい子供のものはありません。
オーダーじゃないと難しいようです。
大量生産品では対応出来ない、こういう事柄。
沢山の人に対応出来ないという悩みは付きまといますが、
でもね、諦めていたらゼロです。
ひとつでも解決できたら、ゼロじゃない。
そう思って続ければ、
そう思う人が増えれば、
ゼロが1になり、10にもなる。
きっと、そう。

しあわせメガネ委員会
2011年 09月 08日

しあわせメガネ委員会のブログを始めました。
http://happymega.exblog.jp/
ことの始まりは、昨年春から時々プリーマのブログでお話
していました。
「販売」とまでいきませんが、いくつかの方法をご提案できる
所まで来ましたので、ここでOPENにして協力していただける
方を増やしていけたら、もっと沢山の方たちの「困った」を
解決してあげられるのではないだろうかと、メンバーで話し合い
ました。
小耳症で補聴器が着けられず、大きなメーカーさんへ
補助具を作って欲しい!と直談判された勇気あるお母さんが
居られます。 でも、あっさりと断られたそうです。
大きなメーカーさんほど、利益の取れない個別対応の物には
手を出しません。 大量生産できて大量に売れる物でなければ
採算が取れないのです。
こちらの子供さんには、オーダーで作ってくれる職人さんを
紹介させていただき、何度も試行錯誤を繰り返し完成した
そうです。
職人さんが話してくれました。
「お母さんがそれまでに手作りした器具を、全部持って来て
見せてくれた。こんなに一人で頑張っていたんだなと思ったら
涙が出そうになって、自分がどうにかしてあげなければ!と
思った。」と。
10月11~13日 IOFT会場、(有)金谷眼鏡さんブースにて
メガネ用補助器具を展示する予定です。
まだまだ未完成です。
ですので、出来るだけたくさんの方の意見が欲しいのです。
どうかブースにお立ち寄りいただき、見ていただけたらとても
嬉しいです!
「しあわせメガネ委員会」
金谷社長の娘さんが、私たちの考えに賛同してくれて
「お父さん、困っている人たちの為に頑張れ!」とエールと共に
命名してくれました^^
そして、委員会なら書記が要るでしょう!と自ら名乗り出てくれました^^
その可愛らしい応援に後押しされて動き始めた会です。
また詳細を少しずつ載せていきますので、そちらの活動&ブログも
どうぞ宜しくお願いいたします○┓ペコ
