旅の始まり
2010年 09月 04日
出かけられるハズ・・・でした。
ところが! 31日未明からの大雨・雷で青森との県境の町で
降雨量が規定値を越し、朝から電車が停まってる!!!!
お昼頃で雨は止むでしょう、という予報に昼まで待つと・・・
夜の8:30まで停まるとの事。
う~~~~ん>< どうする!
すべて予約してある、友人たちとも待ち合わせしている、
随分前から楽しみにしていたのに、寄りによって~~!
「早く出て、行ける方法を考えろ!」という父の言葉に押され
なんと別ルートで出発しました!
旅の始まりは、予定になかったココから始まりました。
大館から盛岡まで高速バス。盛岡から「はやて」で大宮へ。
遅く着いた大宮で一泊し、初めて乗った上越新幹線。
越後湯沢で乗り換えて向かったのは金沢!
第一の目的は、越中八尾の「風の盆」を見ることでした。
30年ほど前でしたか、NHKのドラマで風の盆をテーマにした
ものを見てから、一度は見てみたいと思っていました。
心の底をスーっと撫でていくような胡弓の音色。
何かを訴えるように物悲しく、でも力強く踊る人たち。
大阪の友人が何度か行っている話しを聞き、それじゃ風の盆で
また会おう!と話したのが6月。
鯖江のK社長ご夫婦も来られることになっているので、どうしても
たどり着きたかった!
大館に住む親友と二人で、金沢を拠点にした旅の始まりです。
鯖江から車を飛ばしてきてくださったK社長夫妻と合流し、
「車なら近いですよ!」と連れて行っていただいた岐阜県白川郷。
白川郷はかなり遠いという印象があったので、まさかここに
立てるとは! 山間に点在する家々、街を分けるように流れる川、
今も人が暮らす世界遺産。
まずは、 野外博物館 合掌造り民家園へ。
周りとの調和も考えられて配置され移築された家々。
天井の板は朱塗り~。いいなぁ。自分ちの天井も赤くしてしまおうかと
一瞬思いました。
茅葺の下は、こんな木組みになっているそうで。
2階は蚕を飼っていたそうです。展示していたのが本物の蚕!
3階まで上がってみましたが、高くて怖い~~!
大人が手を回しても届かない太さの梁を、どうやって組み立てた
のでしょうね! 1階の梁は、ほんっとに太い!
親友殿は疲れたので一服。
あまりの暑さで、すぐに融け出した「よもぎアイス」
庄川を渡る吊り橋。 これ、吊ってないけど吊り橋?
渡っている途中で地震が来たらやだなー、と思う長さ。
(どんな長さじゃ!!)
今も住み続けているお家もあるので、外観だけ見せていただきながら。。
街の中には小川が流れ、鯉や鱒?(かなぁ?)が泳ぐ。
冷たそうで、羨まじぃ~~!
丁度、屋根の葺き替えをしていました。
イマドキは電動ですね、やっぱり。
名残惜しい白川郷を後にして、いよいよ富山・越中八尾へ。
長くなるので、それはまた明日に!